アーカイブ

2008年4月のエントリー

検索


Powered by

= 2008年4月アーカイブ =====

2008年4月29日

PC更新3

またまたPCです。
ビデオカードの発熱がどうしても気に入りません。
根本的に改良してみます。
左)オーバークロックの影響か、このビデオカード(3870 x2)の発熱が
  大変なものです。
  サーミスタ温度計によると、排気口での温度が、高負荷時に60度を超えます。
右)裏面は、VRAM冷却用に多数ヒートシンクを貼っております。
  この部分も、かなりの高温になります。
左)構造は、こんな感じです。
  大きく分けて3枚の部品で構成されており、
  左から「裏面ヒートシンクプレート」「メイン基盤」「GPU用ヒートシンク・ファン」。
  となります。
右)そして、GPU用ヒートシンクはこのような構造になっております。
左)今回は、純正のカバーは取り外し、このヒートシンクに直接
  風をあてて冷却する構造にしてみます。
  FANは、山洋電気製の高速回転型 F8-H を2連でいってみます。
右)先日バラしたPCケースの廃材で、金具を作ります。
左)純正のカバーを留めていたネジの穴を利用して、ファンを固定します。
  ネジは、別途購入です。
右)ヒートシンクとの隙間を5mm程とり、ファンをしっかりと固定します。
  手前味噌ですが、これはよく冷えそうです。
左)ケース内には、こんな感じで収まります。
  純正カバー・ファンが無い分、比較的すっきりしております。
右)純正のカバー・ファンは、当分お休みです。
左)メモリーのクロックアップもしておきます。
  BIOSでは、1009MHz にしておきます。
  比率5:6で (420/5)x6x2 = 1008 MHzあたりになっております。
右)3DMark06 でGPUに負荷をかけます。
  今回の熱対策は、かなりいい感じです。
   F8-H x2 1600rpm 程度で、ヒートシンク温度は常に40度以下です。
   メモリクロック設定変更の効果か、スコアも若干増えております。

GPUもこれだけ冷却しておけば、当分問題ないと思います。
PCの更新は、これでやっとひと段落です。
by e-river.

= 2008年4月アーカイブ =====

2008年4月26日

PC更新2

3年ぶりに更新したPCのマイナーアップです。
基本的には、普通に使えておりますが、
オーバークロックによる、熱対策を施します。
左)現在、E8400 を OC 3.79GHz で動かしております。
  これにより、ビデオカード 3870 x2 が、大変な発熱状態です。
  構造上、下面は2つのGPUをヒートシンクにより、シロッコファンで
  スロット外へ排熱しております。
  そして、上面は、VRAMが乗っており、黒い金属プレートが
  VRAMの冷却を担当しております。
  が、これらが大変な熱さになっております。
右)まずは、上面の金属プレートにヒートシンクをはっつけます。
  アイネックス VGAメモリ用ヒートシンク と、
  ENZOTECH BMR-C1 を試します。
左)ENZOTECH BMR-C1 。
  説明では、「純度99.9%のPure Capperを採用した最高級品」。
  よく熱を吸収放出しそうです。
右)こんな感じに、VRAMの真上あたりを集中的に攻めます。
  アイネックスの方も適当に散りばめます。
送料の関係もあり、ついでにFDDケーブルも
フラットケーブルから、ラウンドケーブルへ変更です。
エアフロー改善に多少は貢献しそうです。
左)この辺に、8cmファンを取り付け、ビデオカードのVRAM面に、
  直接風をあててみます。
  ダンボールで型をとり、適当に図面を起こします。
  かなりアバウトにやっております。
右)丁度三世代前のPCをバラスタイミングです。
  ここから8cmファンをいただきます。
  ついでに、ファンステイの材料として、ケースの鉄板をリサイクルします。
  そして、鉄板をこんな感じに切り出します。
左)3.5インチベイに、取り付けます。
右)リサイクルしたファンを、取り付けます。
左)今回は、ファンコントローラも導入してみます。
  Scythe KAZE MASTER 5.25インチ版 ブラック (KM01-BK) です。
  1A迄のファンを4つ接続でき、ファン停止まで制御可能との事です。
右)ファンケーブルが4本・サーミスタ温度センサーが6本付属しております。
左)温度センサーを、ビデオカードのGPU側とVRAM側に貼り付けます。
右)CPUのヒートシンクにも、センサーを取り付けます。
こんな感じに接続します。
チャンネル
ファンコン
温度表示
1ch
2ch
3ch
4ch
 CPUファン 
 VRAMファン 
 GPUファン 
 ケース側面ファン 
 CPUヒートシンク
 VRAMヒートシンク
 GPU排熱口
 ケース内空間

左)3870 x2 にも、さらに8cmファン(3200rpm)をのせます。
右)上も下もこんな感じに冷却です・・・
左)こんな感じになります。
  ※3870 x2 がノーマルの状態での表示。
右)3870 x2 がノーマルの状態だと、3DMark で、
  GPU排熱温度がここまで(64.6度)上昇します。
  ※上の回転数は、ケース側面ファン。以降変更しております。
左)3870 x2 に、8cmファン(3200rpm)をのせ、アイドリングです。
  GPU排熱温度は、34.1度です。
右)3DMark 中、GPU排熱温度は、最大58.2度です。
  約6度ほど改善しております。
  (ケース側面とVRAM用ファンは、いずれも1000rpm 低い状態です。)

これから暑い季節に・・・
3870 x2 の冷却を、もう少し考察する必要がありそうです。
by e-river.

= 2008年4月アーカイブ =====

2008年4月13日

PC更新1

3年ぶりにPCを更新です。
秋葉原も、インテルのCPUが品不足で、なかなか見つかりません。
ネットで探していると、たまたま「E8400」が¥24,572 -!
arkというお店のサイトです。
バルクではありますが、とりあえず購入です。
後の部品は、ツクモインターネットショップで揃えます。
左)Core2Duo E8400 3.00GHz BULK ¥24,572 -。
  バルクなので、直にこれが1個”プチプチ”に入っております。
  当然ですが、箱も無く純正のヒートシンク、ファンもありません。
  CPU FANは、ZALMAN CNPS9700-LED にしてみます。
右)マザーボードは、ASUS P5E です。
  過去、10台近くPCを組みましたが、ほとんどがASUSです。
  個人的には、ハズレがありません!
  今回のボードは、オーディオ部分が別カードになっております。
  SupremeFXII というオーディオカードです。
左)メモリーは FCD 販売の FSX1066D2C-K2G (2GB) です。
  基盤は、BUFFALOオリジナルで、商品名 FIRESTIX の DDR2-1066です。
  ヒートシンク付です。
右)ビデオカードは、ATI RADEON 3870x2 に・・・
  GPUが2つ入っており、一つで CrossFire ?
  Sapphire HD3870X2 1GB GDDR3 PCI-E Dual DL-DVI/TVO です。
  2スロット仕様で、かなりの大きさ重さです。
左)電源は、TSUKUMO Silent Black 800W (800W)!
  いろいろなパターンのケーブルが入っております。
右)自分にあったケーブルのみを組み合わせられる為、
  ケース内がすっきりしそうです。
  色つきソケットが、PCI-E の6ピン+2ピン 12V で、
  計4つ出ております。
  マザーボードにも、8-pin EATX12V 供給が可能です。
左)ケースは、Antec Three Hundred にしてみます。
  ビデオカードがかなり大きい為、
  HDDが干渉しない様、電源が下方に付くタイプを選択です。
右)まずは、電源を取り付けます。
  こんな感じに、吸気ファンが上を向きます(初めての経験)。

比較 旧PC 新PC
CPU
M/B
ビデオカード
Pentium 4 550
ASUS P5P800
ATI RADEON X800
Core2Duo E8400
ASUS P5E
ATI RADEON 3870x2

左)CPUがバルクだった為、リテールファンが付属しておりません。
  CPUファン ZALMAN CNPS9700-LED を別途購入です。
  専用金具(樹脂製)を、CPUソケット周りに装着します。
右)CNPS9700 に付属の、熱伝導グリスをCPUとヒートシンクに塗ります。
左)ZALMAN CNPS9700-LED 登場です。
  ちょうどいい大きさの様です。
右)2スロットタイプのビデオカード RADEON 3870x2 を装着します。
  PCケースの精度が分かります。
  これだけ精度よく、装着ボードのねじ穴が合うのは、初めてです。
  Antec Three Hundred は、いい仕事をしております。
左)こんな感じになります。
  ケース側面のファンはオプションです。
  別途購入( S-FLEX 800RPM )で、ビデオカードを冷やします。
右)前面のファンもオプションです。
  12cmファン S-FLEX 1200RPM を2つ装着します。
  結構静音な感じです。
左)配線をチェックし、いよいよパワーオンです。
  なんと、オーディオカード「SupremeFXII」が光っております。
右)同様に、ZALMAN CNPS9700-LED も青々と・・・
  初めての経験ですが、何となくいい感じです。
左)前面ファンのメッシュ越しから、内部を撮影してみます。
  この辺のスロットには、何も装着しておりません。
  背面の排気ファンまで、しっかりエアフローが確保されております。
右)CPUファンのエアフローも順調そうです。
とりあえず完成です!
OSをインストール後、しばらく通常運転です。
バルクのCPU、大きめのCPUファン。
と言う事で、早速オーバークロックしてみます。
左)とりあえずいじるのは、FSBクロックだけにします。
  ノーマルは333MHzで、× 9 = 3GHz でCPUが動きます。
  ここを420MHzにして、×9 = 3.78GHz に、、、
右)BIOSの表示によると、CPUは、3.79GHz で動いております。
  メモリーは、420MHz x 2 の 840MHz となっております(AUTO)。
  XPもVISTAも、あっけなく立ち上がり、問題無さそうです。
左)VISTAのエクスペリエンススコアは、こんな感じです。
右)3DMark06 は、こんな感じです。
CPU-Z
CPU電圧が高過ぎです。
BIOSで、DRAM Frequency も変えられそうです。
これから、もう少し実験してみます。

GATEWAY2000 P5-90 以降、PCは自分で組み立てております。
[ P/I-P55TP4XE ] [ CUSL2-C ] [ P2B ] [ P3B-F ] [ P4B266 ] [ P5P800 ]
などなど。
懐かしいマザーの取説だけは残しております。
今回のCPUは、OCに本当に強い様です。
by e-river.