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2009年5月25日

ジャンクション 作成

前回記事 XAMPP 設定時に作成した「ジャンクション」の設定方法を記します。
手順は、次の通りで行います。

rktools.exe(リソースキット入手)
  ↓
Universal Extractor で解凍
  ↓
rktools.msi(インストールファイル抽出)
  ↓
Universal Extractor で解凍
  ↓
linkd.exe(普通のバイナリーファイル抽出)
  ↓
linkd.exe(実行)

「linkd.exe」入手に必要なプログラムは、
(1)「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」
(2)「Universal Extractor」
「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」リソースキット
Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/downloads/
Windows Server 2003 Resource Kit Tools で検索をする。
ダウンロードされるファイルは、rktools.exe 。
インストーラ付きバイナリー自己解凍プログラムなので、
このまま、実行すると勝手に自己解凍を始め、インストーラーが動き始めてしまいます。
※必要なのは「linkd.exe」ファイルのみなので、このファイルを実行させないで、解凍します。
「Universal Extractor」解凍ソフト
http://www.legroom.net/software/uniextract からダウンロード。
このソフトは、50種類以上の圧縮解凍形式に対応しているとの事で、
ISO、CUE、IMG、更には、EXE、MSI にも対応しております。
Universal Extractor で解凍
左)ダウンロードした「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」の
  ファイル「rktools.exe」を、解凍する。
  解凍すると、rktools.msi/rktools_p.cab/rktools_s.cab の3ファイルが展開されます。
  ※このうち必要なのは「rktools.msi」のみです。
右)この「rktools.msi」を、更に「Universal Extractor」で解凍すると、
  無数のファイル群が出現します。
  この中から「linkd.exe」を取り出し、あとは、全て削除します。

取り出した「linkd.exe」を適当な場所に移し、DOSで実行です。
linkd.exe の実行
左)XPのコマンドプロンプト。
  (1)の様に実行します。
  (2)DOS上では、ジャンクションとして認識しております。
  (3)同名のショートカットは、別物として認識しております。
  (4)ジャンクションもディレクトリー扱いになります。
  (5)ジャンクション削除コマンドです。
右)VISTAのコマンドプロンプト。
  基本は、XPと同じですが、(2)の部分で、
  ジャンクションの「リンク元」が、表示されます。

Vistaは、元々ジャンクションが張り巡らされたOSと言われている様で、
ジャンクション作成用に「mklink.exe」というコマンドが既に実装されております。
ジャンクション以外にも対応している様ですが、とりあえずは、「linkd.exe」でいろいろと検証です。
by e-river.

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2009年5月20日

XAMPPでMT4.25を

このブログも Movable Type 4.25 になり、少々解析が必要そうです。
そこで、Movable Type 4.25 を XAMPP を使ってローカルで動かしてみます。
左)XAMPP は、ローカルで動かせるサーバーセットです。
  インストールは簡単で、ここからDLできます。
  現在、バージョンは Xampp 1.7.1 で、Apache MySQL PHP などが
  セットになっております。
右)今回ディレクトリーは、E:\app\xampp にしてみます。
  普通にインストールすると、こんな感じです。
左)MT 用なので、perl もインストールします。
  DLはここ
  バージョンは、ActivePerl 5.10.0 Build1004 になります。
右)デスクトップ上にできた XAMPP Control Panel のアイコンをクリックすると、
  こんな感じに起動します。
  ADMIN ボタンを押すと、いくつかのセキュリティ設定が可能です。
左)このままでは、MT上で DBD::mysql が認識できません。
  Perlのカレント(bin)からPPM(Perl Package Manager)起動です。
右)DOS時代のWIN3.0の様に、GUIが起動します。
  PPM Preferences の Repositories 設定用に、
  CPAN(クパン)のPerlモジュールサイトのURL、
  http://cpan.uwinnipeg.ca/PPMPackages/10xx/
  を入力して、addで追加後OKボタンを。
左)PPM(Perl Package Manager)画面を見ると・・・。
  インストールの候補に上がります。
右)右クリックからインストール。
  右上のボタンをクリックして、インストール開始です。
  前記URLに自動的にアクセスして、無事インストール完了です。
左)続いて、Image::Magick のインストールです。
  ファイルは、ImageMagick-6.4.7-10-Q8-windows-dll.exe。
  インストール先を、E:\app\xampp\perl にします。
右)今回、perl と perl モジュールのインストールは、E:\app\xampp\perl
  となっております。
  ほとんどののCGIプログラムは、perl の位置を
  /usr/bin/perl にしてあります。(MTも同様)
  つまり usr フォルダを、カレントのルートに設定しないといけない状況です。
ジャンクションの作成
左)Perl フォルダを、ジャンクション機能で、カレントルートに
  usr フォルダとして設定してみます。
  ジャンクション設定の詳細は、後日記します。
  こんな感じで、設定完了です。
  試しに作った同名のショートカットフォルダ(usr)も、
  ちゃんと別物として、認識しております。
右)MT もしっかり、騙されているようです。
MT に必要なモジュールは、最低限OKとなりました。
左)ローカルの phpMyAdmin で、DBを作成しておきます。
右)Movable Type 4.25 準備完了です。
無事、設定終了です。
左)DBのバックアップファイルでは、
  どうしても文字化けしてしまうので、
  今日のところは、テキストファイルで、復元します。
右)デフォルトのテンプレートで表示すると、
  こんな感じになりました。

Movable Type 4.25 は、新しいタグもあるようです。
このブログは、MT Ver.2.** あたりから、テンプレートをいじっておりません。
ぼちぼち、新しい物を試行錯誤してみます。
by e-river.

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2009年5月 5日

Movable Type 4.25 移行

Movable Type 4.25 へ移行です。 ( 3.33 からです。 )
今回は、バックアップの代わりに MySQL のコピー(複製)で
フェイルセーフしてみます。
左)まずは、phpMyAdmin でデータベースにアクセスします。
  例えば、テーブル mt_entry は、こんな感じです。
右)phpMyAdmin の操作タブを開くと、このテーブルを。
  別名保存する事が出来ます。
  今回は、バックアップ用に、mtv3_○○○ に統一してコピー(複製)します。
左)全てのテーブルを、こんな感じで複製しております。
  ※アップデート後の画面なので、○○_meta テーブルもあります。
右)MT 4.25 の「mt-config.cgi」を MySQL 用に書き換えます。
  「StaticWebPath」は、コメントアウト。いらない情報は削除しておきます。
  そして、最終行に「EntriesPerRebuild 1」を足します。
  「1」の設定が、再構築時のエラーが一番出にくくなります。
左)全てのファイルをアップロードして、。
  index ファイルにアクセス後、データベース(MySQL)の更新が始まります。
  デフォルトは、mt_○○○ のテーブルなので、
  このテーブルを、MT 4.25 用にアップデートしております。
  最悪は、先ほどの複製(mtv3_○○)のテーブルで、復元できます。
右)数分後、Movable Type 4.25 への移行、無事完了です。
  最後に、全てを再構築します。
  バージョン違いの不具合は、地道に調整していきます。

Movable Type 移行時、MySQL のコピー(複製)作戦は、非常に有効です。
しばらく運用して、問題がなければ「mtv3_○○○」のテーブルは、
全て削除すればOKです。
by e-river.

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2009年5月 2日

防湿庫 ED-55CDB

温暖化も進み、湿度の高い日々が間もなく・・・
十数年前、何本かのレンズをカビでおしゃかにした記憶が。
ついに、防湿庫の登場です。
防湿庫 東洋リビング ED-55CDB
左)東洋リビング ED-55CDB です。
  内容量 55L 三段式の小型防湿庫 電気代は1円/1日だそうです。
右)レンズ収納用の、波型パット付きです。
左)心臓部の、光触媒機能付 電子ドライユニット。
  原理は、乾燥材に湿気を吸収させ、それをヒーターで熱して
  その湿気を背面から庫外へ排出させます。
  光触媒は、「脱臭・抗菌・防カビ・クリーニング(浄化)の効果が」っと。
右)背面は、湿気を排出させる口がこんな感じに。
  約6時間毎に、作動するとの事です。
防湿庫用棚
さっそく、防湿庫用の棚を制作です。
奥行 35cm 幅 40cm 高さ 120cm の棚にします。
左)35cm 幅の板を揃えます。
右)こんな感じに、切断。
棚板の接続は、L字金具を使用します。
あらかじめ、側面の板に全てビス止め。
直角を出して、棚板も接合します。
左)背面は、強度確保も兼ね、ベニヤ板を打ち付けます。
  上部は、湿気排出用に若干隙間を残します。
右)傷防止に、足にはフェルトを。
左)横にある段ボールが、防湿庫輸送用の箱です。
右)こんな感じで、機材を湿気から守り続けます。

取説によると、10年以上使用する事が前提のようです。
購入価格は、アマゾンで32,00円程度。
へーベル同様ロングライフのようです。
by e-river.